2024年12月18日
こんにちは! ほほえみ歯科訪問部です!!
マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正とは異なり、透明なマウスピースを使用して歯並びを整える矯正治療です。近年、目立ちにくさや快適さから人気が高まっており、特に成人の間で需要が増えています。以下では、マウスピース矯正の特徴やメリット、デメリット、治療の流れについて詳しく解説します。
1. マウスピース矯正とは
マウスピース矯正は、取り外し可能な透明な矯正装置を使って歯を動かす治療法です。代表的なものに「インビザライン」があり、患者一人ひとりに合わせたオーダーメイドのマウスピースが作成されます。定期的にマウスピースを交換し、少しずつ歯を動かして理想の位置に誘導します。
2. マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正には以下のメリットがあります。
- 目立ちにくい
透明な素材で作られているため、装着しても目立ちません。接客業や人前に出る仕事をしている方にとって大きな利点です。
- 取り外し可能
食事や歯磨きの際に取り外せるため、従来の矯正装置のように食べ物が詰まる心配が少なく、口腔ケアがしやすいです。
- 痛みや違和感が少ない
ワイヤー矯正に比べて、金属による痛みや口内炎が少なく、比較的快適に治療を進められます。
- 通院回数が少ない
定期的にマウスピースを交換するだけなので、通院回数が従来の矯正よりも少ない傾向にあります。
3. マウスピース矯正のデメリット
一方で、マウスピース矯正にはデメリットも存在します。
- 自己管理が必要
1日20時間以上装着しなければ効果が得られません。取り外しが可能な分、装着を忘れたり怠ったりすると、治療期間が延びることがあります。
- 適応症例が限られる
複雑な歯並びや噛み合わせの問題がある場合、マウスピース矯正では対応が難しいことがあります。その場合はワイヤー矯正が適していることもあります。
- 費用が高い
マウスピース矯正は自由診療のため、費用が高額になることが多いです。治療費は30万~100万円程度と幅があります。
- 装置の紛失リスク
取り外しが可能な分、マウスピースを紛失するリスクがあり、再作成には追加費用がかかることもあります。
4. 治療の流れ
マウスピース矯正の基本的な治療の流れは以下の通りです。
- カウンセリング
初診時に歯並びや噛み合わせの状態を確認し、治療計画を立てます。
- 精密検査
歯の型取りや口腔内の3Dスキャンを行い、マウスピースの設計に必要なデータを取得します。
- マウスピース作成
取得したデータをもとに、患者専用のマウスピースを作成します。
- 装着と治療開始
マウスピースを装着し、定期的に交換しながら歯を動かします。交換の頻度は1~2週間ごとが一般的です。
- 定期通院
約4~6週間に一度、歯の動きやマウスピースのフィット感を確認するために通院します。
- 治療完了と保定
治療が完了したら、後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を装着します。
5. マウスピース矯正が向いている人
マウスピース矯正は、以下のような方に向いています。
- 矯正装置が目立つことに抵抗がある方
- 軽度から中等度の歯並びの乱れを改善したい方
- 忙しくて頻繁に通院できない方
- 口腔ケアをしっかりと行いたい方
一方で、重度の歯並びの乱れや抜歯を伴う矯正が必要な場合は、他の治療法が適していることがあります。
6. マウスピース矯正の費用と期間
治療費は医院や症例によって異なりますが、一般的に30万~100万円程度です。また、治療期間は6か月から2年程度が目安です。軽度な場合は短期間で終了することもありますが、症例によっては長期間になることもあります。
まとめ
マウスピース矯正は、見た目の自然さや快適さから非常に魅力的な矯正治療法です。しかし、自己管理が必要であり、症例によっては適応が難しいこともあるため、まずは歯科医院でしっかりとカウンセリングを受けることが大切です。自身のライフスタイルや歯並びの状態に合った治療法を選ぶことで、美しい歯並びと健康な口元を手に入れましょう。
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