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2022年6月9日
「歯の矯正にかかる費用が分からない」
「歯を矯正するメリットはあるのか」
このようなことでお悩みの方は多いと思います。
今回は、歯の矯正をする際にかかる費用やメリットについて紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
歯の矯正には、様々な種類があります。
今回は、主な歯列矯正の種類であるインビザライン、筋機能矯正、ワイヤー矯正について紹介します。
インビザライン矯正とは、マウスピースによる矯正です。
前歯部分の歯列矯正に特化した部分矯正と歯並び全体の歯列矯正を行う全顎矯正があります。
部分矯正の相場は、大体40万円から50万円です。
治療期間は、5か月から1年6か月ほどで、行っている歯科医院によって変化します。
また、全顎矯正の料金相場は、80万円から100万円と部分矯正の2倍程度です。
治療期間も1年から3年と長期間になります。
これは、子どもの歯の成長を考慮して行う歯列矯正です。
大体5歳から顎の成長が見られる子どもが対象になります。
費用相場は、30万円から50万円ほどです。
また、通院する度に行うトレーニングや調整で別途料金が発生してしまう可能性があります。
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットやワイヤーを付けて矯正をする治療方法です。
この矯正は大きく分けると、表側矯正と裏側矯正があります。
表側矯正の料金相場は、60万円から110万円になります。
また、裏側矯正は、100万円から160万円になります。
双方とも治療期間は1年から3年ほどかかります。
歯科矯正治療を開始する前にカウンセリングと診察の流れを歯科医から説明を受けます。
その時に、カウンセリング料と診断料を支払います。
事前診断では、口内写真の撮影、虫歯のチェック、矯正治療方法について話し合います。
医院によっては、カウンセリング料の中に診断料を含む料金形態を取っている歯科医院もあります。
歯科矯正治療開始中では、矯正装置の代金が必要です。
この費用は、治療で使用する矯正装置によって異なります。
また、矯正装置の調整などをするために月に1回程度通院をしなければいけません。
調整装置の調整費用は0円から約1万円が相場です。
調節費用は個人差があります。
装置代金の中に含まれている医院もあるので、事前に確認すると良いでしょう。
最後に歯科矯正治療が完了すると、リテーナーという装置を付けて定着させる期間を設けます。
リテーナーとは、保定装置とも呼ばれる歯科矯正治療後の歯列を保つために必要不可欠な装置です。
リテーナー代金と経過観察が治療後に必要になります。
そのため、治療後も通院費用が必要です。
この料金も最初に含まれているかが医院により異なるため、事前に確認すると良いでしょう。
1つ目は、見た目のコンプレックスが解消されることです。
見た目の問題が改善される点は、歯科矯正の最大のメリットと言えます。
例えば、笑った時に歯並びの悪さが目立つと、自分の笑顔に自信が持てなくなってしまい、人前で笑顔になる回数が減ってしまう可能性があります。
また、歯並びが悪い影響で、口がしっかりと閉まらない、滑舌が悪くなるなどのコンプレックスが改善される可能性があります。
2つ目は、虫歯や歯周病の予防になることです。
歯並びが悪いのが原因で、歯と歯の隙間に歯ブラシが届かずに十分な歯磨きができない場合があります。
歯磨きが上手くできていないと、汚れや食べかすが付着したままの状態になります。
そして、虫歯や歯周病が発症したり、それらの病気が進行しやすくなります。
また、歯並びが悪い影響で常に口が開いた状態の場合は、常に口が乾いてしまい唾液量が減少してしまいます。
この影響で、口内トラブルのリスクが高まってしまいます。
歯並びを改善することで、口内の健康を保つことができます。
3つ目は、治療のスケジュールが立てやすいことです。
特に、大人の歯科矯正治療は、治療スケジュールが立てやすいでしょう。
なぜなら、成長過程による影響が少ないので、治療スケジュールが予測しやすくなるからです。
始まりの時期から終了の時期まで予定が立てやすいので、ある程度予定通りに治療を終えられます。
矯正期間が大幅に長くなる心配がないので、費用や精神的負担が軽減できます。
一方、子供の歯科矯正治療の場合、成長速度は個人差があるため、治療の終了時期や費用などが不明になりやすいです。
スケジュールを立てる時に大人よりも時間はあるものの、費用や時間などが不透明になるので、計画通りに進む可能性が低いでしょう。
今回は、歯の矯正にかかる費用、手順やメリットについて紹介しました。
歯の矯正はその後の人生にも影響を与えるため、じっくりと考えてみてくださいね。
この記事が少しでも役に立つと幸いです。
また、歯の矯正でお困りの方はぜひ当院にご相談ください。