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2023年4月2日

みなさんは歯がムズムズしてかゆいと感じたことはありませんか。
ムズムズした歯のかゆみには原因があり、放っておくと病気に発展したりすることも珍しくありません。

本記事では、歯がかゆくなる原因とその対処法、そして歯がかゆいときにしてはならないことについて解説します。

□歯がかゆい原因とは？

歯がかゆいと感じる原因としては、以下のものが挙げられます。

・虫歯
虫歯は基本的に痛みを伴うものですが、発生の初期段階で歯がかゆくなることがあります。
虫歯による歯のかゆみは虫歯になった歯の周りにも影響を及ぼし、複数本の歯がかゆいと感じます。

・歯周病
歯がかゆいと感じたときの大抵の原因は歯周病です。
歯周病は歯茎が炎症を起こすことで引き起こされ、かゆみをもたらします。
また、歯周病を放置すると最悪の場合、歯を抜かなければならなくなる場合もあるので、注意しましょう。

・アレルギー
アレルギーを原因とした歯のかゆみの可能性も考えられます。
具体的には、食べ物のアレルギーや、矯正器具などから金属アレルギーが発生した可能性が考えられます。
また、特に食べ物のアレルギーから引き起こされるかゆみの特徴として、歯茎に発疹が見られることが挙げられます。

・ストレス
過度なストレスから歯がかゆくなることもあります。
また、直接的でなくても、ストレスから歯軋りなどをした結果、歯がかゆくなるなどの間接的な結果としても考えられます。

・歯肉炎
歯肉炎とは、歯垢や歯石が歯と歯の間や歯と歯肉の間に挟まって、歯茎が炎症を起こすことを指します。
歯肉炎が起こる原因としては、歯磨き不足などが挙げられます。

・親知らずが生えるとき
親知らずが生える際も、生えてくる箇所の周りにかゆみや痛みを引き起こすことがあります。

□歯がかゆい時の対処法とは？

歯がかゆいときは、その原因にあった対処法を行いましょう。
また、原因がわからない際は、歯医者に行って診断してみることをおすすめします。

・原因が虫歯、歯周病、歯肉炎、親知らずの場合
→歯医者で診療する

病気や歯石の除去などの自分ではどうしようもないことが原因の場合は、速やかに歯医者にて治療しましょう。
特に虫歯や歯周病は、放置してしまうと症状が悪化し、かゆみから痛みへと、そして最悪の場合、歯を抜くことになってしまいます。

また、治療はもちろん、歯医者で診断してもらうことによって、かゆみ止めをもらえることもあるので、かゆみに悩んでいる場合はとにかく専門家である歯医者で診てもらうことが大切です。

・原因がアレルギーの場合
→アレルギーの原因の食べ物を避ける

食べ物のアレルギーは歯のかゆみに止まらず、そのほかの悪影響を及ぼす可能性があるため、アレルギーを起こす食べ物は極力食べないようにしましょう。
また、自身では気づいていない場合でもアレルギーを引き起こしている場合もあるので、可能性を感じた際は医療機関にてアレルギーの診断をしてもらった方が良いでしょう。

また、金属等のアレルギーによって矯正器具などからかゆみが引き起こされている場合は、速やかに歯医者に相談しましょう。
必ずしも金属が原因ではなく、診療時に使用したゴム手袋などが原因である可能性もあります。

・原因がストレスの場合
→ストレス解消をする

ストレスが原因の場合は、ストレスを解消することが最善策です。
ストレスの解消方法は人によって様々なので、自身に合ったストレス解消方法を実践してみましょう。
軽く運動してみるのも良いですし、睡眠時間を増やしてみるのも良いかもしれません。

このように、歯のかゆみには様々な原因があり、その原因にあった対処法を行うことが大切ですが、原因は分かりにくいことが多いので、まずは歯医者で診療してみることをおすすめします。

□歯がかゆいときにしてはならないこととは？

ここまでで、歯のかゆみの原因とその対処法についてご紹介してきましたが、対処法としてやってはいけないことがあります。

それは、かゆい部分を触りすぎることです。
かゆい部分はかいてしまいがちですが、触りすぎると出血などを引き起こしてしまいます。

原因でご紹介した通り、かゆみの原因のほとんどは炎症であるため、炎症部分をさらに刺激してしまうと、さらに炎症が悪化してしまいます。

また、特に避けたいことが、指や尖ったもので炎症部を刺激することです。
指の場合は、細菌が付着していることが多いため、衛生面で危険となります。
尖ったものは言わずもがなで、炎症を悪化させてしまうため避けましょう。

□まとめ

本記事では、歯がかゆくなる原因とその対処法、そして歯がかゆいときにしてはならないことについて解説しました。

歯がかゆくなる原因には様々なものがありますが、原因に合わせた対処法を行うことで、解決につながります。
また、歯に関する悪影響はかゆみに限らず、早めに対処することで悪化を防げるため、異変に気付いた際はすぐに歯医者に行きましょう。