歯がオレンジに!原因や除去方法をご紹介します!

2023年4月16日

歯の色は、第一印象を決める要素のうち大きな割合を占めるため、できるだけ白い歯でありたいですよね。

本記事では、そんな歯の色に関して、オレンジ色に変色してしまう理由と色の落とし方、そして特に歯石が原因の場合の予防方法について解説します。

本記事を参考に、歯の着色汚れを予防できるようになりましょう。

□歯がオレンジ色に変色する原因とは?

以下より、歯がオレンジ色に変色する原因を5つご紹介します。

1.着色汚れ
歯の着色汚れが発生しやすい食べ物としては、カレーなどの色が濃い食べ物や、緑茶などのポリフェノールが含まれる食べ物が挙げられます。
これらの食べ物を食べた際は、できるだけ早く歯磨きをするか、うがいで口をゆすぐことが着色汚れを防ぐことにつながります。

また、食品以外にも、タバコのヤニなども着色汚れを引き起こす原因として挙げられます。

2.加齢による変色
加齢による歯の変色が起こる理由は、歯の表面のエナメル質が加齢とともに薄くなっていくからです。
歯の構造として、エナメル質の内部に黄色味が強い象牙質が存在します。
エナメル質が薄れて、象牙質が濃くなることで色味が目立つようになるということです。

また、歯は根本に行くにつれて象牙質が目立つものでもあるため、加齢とともに歯茎が下がってきた場合も、象牙質が目立ち、変色が目立つことも考えられます。

3.歯石の沈着

歯垢が固まった歯石が変色し、色味が目立つことも考えられます。
また、歯石は放っておくと歯周病を引き起こす恐れがあるため、気付いた際には早めに歯科医院で治療してもらうことをおすすめします。
早期の治療が変色の予防にもつながるため、歯石は早めに除去しておきましょう。

4.抗生物質による変色
一般的な薬に含まれる抗生物質を摂取することで、歯に色がつくことも考えられます。
こちらは、抗生物質に含まれる粒子が原因であり、着色が起こる場合は、基本的に摂取期間に応じて着色が濃くなっていきます。

5.フッ素による変色
虫歯の予防などに使用されるフッ素ですが、フッ素の種類によっては着色を引き起こす恐れがあるものがあります。
特に、フッ化第一スズが含まれている場合は、着色を引き起こす可能性が高くなります。
反対に、フッ化ナトリウムなどは着色の心配がほとんどないフッ素化合物となっています。

□歯がオレンジ色になったときの取り方とは?

歯がオレンジになったときの色の取り方は、その原因によって異なります。

・歯石が原因の場合
→歯科医院に行って除去してもらう

歯石は自分では取り除くことが難しいため、歯科医院にて専用の器具を使って取り除いてもらう必要があります。
また、先ほども説明しましたが、歯石を放置すると歯周病につながる可能性があるため、早めの除去をおすすめします。
歯周病が悪化すると、最悪の場合歯を抜かなければならなくなることもあります。

また、歯石が溜まりやすい方は、定期的に歯科医院に通って歯石を除去してもらうと、その他の病気の防止にもつながりおすすめです。

・着色汚れの場合
→ホワイトニングやこまめなお手入れ

基本的な着色汚れは、ホワイトニングを行うことで色味を白色に戻します。
また、色の濃い食べ物や着色汚れにつながる食べ物を食べた後に口をゆすぐことや、早く、丁寧に歯磨きをすることで着色を予防することも大切になってきます。

・加齢による変色の場合
→ホワイトニング

加齢による変色は、ホワイトニングを行うことで元の白さへ戻すことが可能です。
もちろん個人差はありますが、強めの照射を行うことや、軽い照射でも定期的に行うことで少しずつでも白さを取り戻すことを実感できます。

□歯石の予防方法とは?

最後に、一度ついてしまうと自分では取れない歯石の予防方法を3点ご紹介します。

1.歯磨きの際に糸ようじを使う

歯石は基本的に、歯の隙間や歯の根本につくことが多いため、歯ブラシでは歯垢を除去しきれない箇所を掃除できる糸ようじを使うことで、歯の隙間などに歯垢が溜まることを防げます。

2.歯列矯正を行う

歯垢が溜まる原因として、歯並びが悪いことも考えられます。
歯並びに関しても自分自身でどうにかできるものでもないため、歯科医院にて歯列矯正を行うことで歯並びを良くし、歯垢が溜まることを防ぎます。

3.プラークチェッカーを使う

プラークチェッカーとは、歯に付着した汚れを可視化できるものです。
具体的には、歯磨きの後に液体などのプラークチェッカーで歯を染色し、磨き残しを確認します。
この際、磨き残しとして明らかになった部分が、いわば汚れが溜まりやすく歯石が発生しやすい部分であることがわかります。
チェック後は、汚れが溜まりやすいとわかった部分を意識してお手入れすること歯垢が溜まることを防ぎます。

□まとめ

今回は、歯がオレンジに変色する原因や色の取り方、そして歯石の予防方法についてご紹介しました。
歯の着色汚れを取る方法はありますが、大切なことは汚さないことです。

本記事でご紹介した内容を参考に、歯の着色汚れを事前に防ぎましょう

Instagram