歯がズキズキして夜眠れない!原因や対処法をご紹介します!

2023年8月16日

就寝前に歯がズキズキと痛んで寝れなかったという経験がある方はいるのではないでしょうか。
歯が痛み出す症状によっては虫歯が原因というだけでなく、何らかの病症の可能性も考えられます。

今回は、夜に歯が痛み出す原因や可能性のある病気について、痛みを和らげる対処法をご紹介します。

□夜に歯がズキズキと痛む原因とは?

夜中に歯が痛み出す原因としてまず考えられるのが、歯や口内の病気の可能性です。
具体的には、以下で紹介するような病気です。

・歯髄炎
・歯根膜炎
・咬合性外傷
・智歯周囲炎

歯髄炎は、虫歯の悪化によって引き起こされます。
歯の神経に虫歯が達することで生じる炎症であり、神経が圧迫されることで脈拍に合わせてズキズキと痛み出す可能性があります。

歯根膜炎は、歯と骨の間のクッションのような役割を持つ部分である歯根膜の炎症です。
この炎症は、虫歯や歯周病などの感染症はもちろん、非感染症である食いしばりが原因になることもあります。

咬合性外傷は、歯ぎしりや食いしばりの癖が原因で口内に物理的に傷ができて生じる炎症です。
症状が悪化すると、顎間接への負担で顎が痛むようになり、さらには頭痛や肩こりなどにも繋がります。

智歯周囲炎は、親知らずが生えることで生じる炎症です。
親知らずは口内の奥に生える歯であり、神経に近い位置であるため炎症が起きやすいです。
特に、親知らずの生えだした位置が斜めから生えていたり、不完全な状態で生えていたりする場合は炎症が強く生じる可能性が高いため、注意が必要です。

□夜になると歯が痛くなる理由とは?

夜に歯が痛くなる原因として考えられる病気を紹介しました。

ですが、病気による歯の痛みが夜になると強く感じられるのはなぜなのでしょうか。
考えられる原因を3つ紹介します。

・血流の変化による血管の膨張
・副交感神経の代謝向上
・血行促進による血流の増加

1つ目は、血流の変化による血管の膨張です。
日中は基本的に立って行動しているため、重力によって血液が体の下方へ流れますが、夜間の就寝時は横になるため血液が頭部へ流れます。
そのため、頭部に流れた血液によって口内や頭部の神経が圧迫され、夜になると歯の痛みを感じやすくなります。

2つ目は、副交感神経の代謝向上です。
日中と夜間で自立神経系の優位が変動します。
自律神経とは脳の視床下部と呼ばれる部分の神経であり、新陳代謝や血圧など身体の動きをつかさどる神経です。
身体の働きをバランスよくするため、交感神経と副交感神経が交互に働きます。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、日中は交感神経が活発に働くため血圧が高く血管を圧迫させる働きを持ちます。
夜間は、身体を休めるために副交感神経が働くため、血圧が下がり血流が流れやすくなります。

そのため、血管が拡張し、歯の周辺の神経に痛みが生じます。

3つ目は、血行促進による血流の増加
また、就寝前は湯船に浸かるという方や飲酒をするという方が多いでしょう。
入浴や飲酒を行うことで副交感神経が活発化し、血流が流れやすくなります。
そのため、血管が膨張して歯の神経が圧迫され、歯が痛む原因となる場合があります。

□自分でできる対処法とは?

歯の痛みで悩みを感じた場合は、放置したままにしないで早めに歯科医院で診察してもらいましょう。
自身で行う対処法はあくまで応急処置であることを忘れてはいけません。
少しでも歯の痛みを和らげて、近日中に歯の診療を行いましょう。

居住している自治体によっては、応急の夜間診療を行っている場合があります。
緊急性の高い歯の痛みの場合は、電話やホームページの確認を行った上で診察してもらいましょう。

歯の痛みを和らげるためにできる対処法で一番効果的なのは、市販の痛み止めを服用することです。
痛み止めのパッケージに「歯痛」の記載があれば、歯の痛みを和らげる効能が期待できます。

痛み止めの服用以外での対処法としては、痛みのある部分に冷やしたタオルを当てることで炎症を抑えられる可能性があります。

ただし、歯の付近が腫れるほどの炎症である場合は、極度に冷たい水や氷などで急激に冷やすとかえって痛みを悪化させる場合があるため、注意してください。

また、就寝前に歯が痛み出した時の対処法としては、身体を起こすことで痛みを和らげられる可能性があります。
夜間の歯の痛みは頭部への血流量が多くなることで生じる場合が多いため、体を起こし頭部への血流量を抑えましょう。

また、横になる時も、頭部を少し高い位置に置くことで頭部の血流量増加を少し抑えられるため、痛みを和らげられます。

□まとめ

歯に痛みが生じる原因としては、虫歯といった病原性のものや親知らずなどの口内の炎症によるものだと分かりました。
また、夜間には炎症のほかに、副交感神経の代謝向上や入浴による血流促進により歯の神経が圧迫され、ズキズキと痛み出す場合があります。

歯の痛みでお悩みの方は当院にご相談ください。

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