歯の裏側矯正と表面矯正の違いは?メリットやデメリットについて解説します!

2023年3月16日

歯列矯正には、ブラケットと呼ばれる矯正装置を装着して歯並びを整える治療法があり、裏側矯正か表側矯正かを選べます。

しかし、歯列矯正が初めての場合、どちらが最適かを判断するのが難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、裏側矯正と表側矯正の違いや裏側矯正のメリット・デメリットについて解説します。

□歯の裏側矯正と表側矯正の違いとは?

裏側矯正と表側矯正は、仕上がりに違いは無いものの、以下のような点で違いがあります。

・ブラケットを装着する位置が違う
・虫歯や口内炎のリスクがある
・食事への影響
・治療手順
・治療費用
・治療期間

どちらの方法をとるかは歯科医師と相談した上で決めましょう。

□裏側矯正のメリットとは?

先程は、裏側矯正と表側矯正の違いについて解説しましたが、裏側矯正には、どんなメリットがあるのでしょうか。

1つ目は、器具が見えないことです。
裏側矯正の最大のメリットは、他の人から矯正器具が見えないため、見た目が変化しないことです。
器具が見えないため、見た目の変化に対しての精神的なストレスを感じることもありません。

接客や営業の仕事など、人と接する機会が多い方や、身だしなみを気にされる方に特におすすめです。

2つ目は、歯の表面のエナメル質が傷つきにくいことです。
矯正装置を外す際に、歯の表面のエナメル質が傷つく「エナメルクラック」が発生します。
歯のエナメル質は表面よりも裏側の方が厚く、裏側の矯正治療であれば、表側の矯正治療に比べてエナメル質へのダメージが少ないというメリットがあります。

3つ目は、歯周病・虫歯になりにくいことです。
唾液は歯の裏側を常に循環しており、唾液には殺菌作用があるため、虫歯菌が止まることなく洗い流される環境が作り出されています。
エナメル質も厚く、表面よりも虫歯菌が出す酸に強くなります。

また、歯の裏側は空気に触れず、乾燥しないことから、虫歯菌が繁殖しにくくなっています。

4つ目は、食べかすの挟まりが気にならないことです。
矯正器具を装着すると、食事中にどうしても食べかすが挟まりやすくなってしまいます。

しかし、裏側矯正であれば器具に食べかすが挟まって、食事後にすぐ歯ブラシができなくても、表側と比較すると見た目が気になりません。

□裏側矯正のデメリットとは?

後悔することがないように、裏側矯正のリスクやデメリットについて知っておきましょう。
リスクを予め認識しておくことで未然に防げるため、歯科医師とのカウンセリングをした上でリスクを理解し、不安を取り除いてから治療を始めるようにしましょう。

1つ目は、滑舌に影響が出ることです。
矯正器具が舌に触れてしまうため違和感があり、発音しづらいといった滑舌に影響が出てしまう可能性があります。

この違和感は使用後、時間が経てば、慣れて気にならなくなりますが、治療開始すぐは滑舌が悪くなり、自分だけでなく聞き手側も違和感を感じることがあります。
話す仕事や面接のような重要な用事がある場合は、歯科医師に相談して、他の矯正方法への変更をおすすめします。

2つ目は、食事に影響が出ることです。
裏側に矯正器具が装着されていると、食事中に不便さを感じることがあり、咀嚼のしにくさをはじめとし、食べ物が矯正器具に絡まりやすくなります。
麺などの細い食べ物には特に注意が必要です。

細長い食べ物が矯正器具に絡んだまま飲み込むと、むせてしまう恐れがあります。
麺類以外にも、以下のような食べ物はブラケットやワイヤーに挟まりやすいため注意が必要です。

・野菜や肉、魚といった繊維質な食べ物
・キャラメルやガム、お餅といった粘着性のある食べ物
・ナッツ類やスルメといった硬い食べ物

また、チョコレートやクッキーといった糖分の多い食品も虫歯・歯周病の原因となるため、矯正器具を装着している際はできるだけ甘いものを控えましょう。

3つ目は、通常の表側矯正より費用がかかることです。
裏側矯正は表側矯正と比較すると、高度な技術が必要なため、費用が多くかかる場合がほとんどです。

矯正治療費は、表側で70万円から100万円、裏側であれば表側の1.5倍の100万円から150万円ほどかかります。
また、調整費・通院費・保定装置代等が別途でかかるため、予算にも注意が必要です。

途中で、費用面が問題となり矯正を断念することがないよう、無理のない矯正方法を選びましょう。

4つ目は、治療期間が長くなることがあることです。
表側矯正に比べて器具の準備に時間がかかり、矯正方法も複雑なため、治療開始から終了までの時間が従来の矯正治療よりも長くかかる場合があります。

ただし、必ずしも長くなるというわけではありませんので、治療期間が気になる方は、初診時に期間の見積もりをしてもらった方が良いでしょう。

□まとめ

この記事では、裏側矯正と表側矯正の違いや裏側矯正のメリット・デメリットについて解説しました。
裏側矯正と表側矯正の特徴やメリット・デメリットを理解した上で決めると良いでしょう。

高槻市、茨木市、摂津市、交野市、寝屋川市、枚方市周辺で歯の矯正を検討している方は、ぜひ当院までご相談ください。

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