歯の詰め物の種類はどのようなものがある?選ぶ際の注意点とは?

2022年10月2日

歯の不具合が見られる、取れてしまったなどの理由で詰め物・被せ物の治療を希望される患者様は非常に多いです。
このページでは詰め物や被せ物の種類やそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

□詰め物や被せ物が取れたらどうする?

銀歯の寿命は3〜7年ほどと言われています。
詰め物や被せ物が取れてしまう理由は、詰め物の下の虫歯や、接着剤の劣化、歯ぎしりや食いしばりなどによる劣化、加齢による噛み合わせの変化などが挙げられます。

詰め物や被せ物が取れてしまった場合、そのまま放置することはおすすめできません。
詰め物や被せ物が取れた歯というのは、弱っている歯が剥き出しになっている状態です。
そのままにしておくと、虫歯が再発してしまうのはもちろん、噛み合わせも変化しますし、歯周組織にも悪い影響を与えます。

これは、特に痛みがない場合も同様です。
自分で応急処置をするのも絶対にやめてください。
歯医者で行う処置は、歯と詰め物の間に細菌や唾液が入らないよう特殊な方法で殺菌・乾燥をして行っています。
自ら接着剤で応急措置を行うことで、細菌が入ったままになり、歯を削る量が増えてしまう可能性があります。

もし詰め物・被せ物が取れてしまったら、なるべく早く歯医者に行きましょう。
また、取れてしまった詰め物・被せ物を持って行くと治療時間を短くできる場合があります。
治療するまでの間は、歯磨きを丁寧に行い、硬いものを噛まず、冷たいものや熱いものを食べないようにして、なるべく刺激を与えないようにしましょう。

□詰め物の種類について

ちょっとした虫歯治療に使われるのは、「コンポジットレジンインレー」という白色の歯科用プラスチックです。
白色なので、天然の歯に近い見た目にすることができ、数回の通院で治療が完了するというメリットがあります。
また、歯の切削量が少なく、修理が容易で、金属アレルギーのリスクもありません。
何より安価な素材なので、最もポピュラーな詰め物であると言えます。

デメリットとして、摩耗や変色などの経年劣化が起こりやすく、噛み合わせが強いと欠けてしまう点が挙げられます。
また、セラミックのものよりも匂いや汚れを吸着しやすい素材であることもデメリットの1つと言えます。

他にも、メタルインレーという詰め物もあります。
保険診療では金銀パラジウム合金が使われますが、いわゆる「銀歯」です。

メリットは、頑丈であることです。
頑丈であることの利点は、奥歯に使用できることです。
奥歯は食いしばる頻度が高く、その分かかる負担も他の歯に比べて大きくなってしまいます。
また、費用が安く、治療期間もそこまで長くないというのもメリットの1つです。

ただし、「銀歯」ですから、どうしても金属色が剥き出しになってしまいます。
加えて、先に紹介したコンポジットレジンインレーと異なり、金属アレルギーを発症する可能性もあります。
歯茎に金属色が沈着してしまう「メタルタトゥー」が起こることもあるため、注意が必要です。

保険適用外で治療を受ける場合は、ゴールドを使って詰め物をすることも可能です。
強度が圧倒的に高いので、奥歯にも問題なく使用できます。
また、歯との適合性が高いため、虫歯の再発率が低いこともメリットとして挙げられます。
金は水にほとんど溶け出さないので、メタルタトゥーや金属アレルギーが起こる可能性は低いです。

デメリットは、費用がかかってしまうことと、金色が明らかに目立ってしまうことが挙げられます。

□詰め物の種類を選ぶ際の注意点は?

まずは、費用の問題です。
保険が使用できる場合は料金は1万円以下ですが、保険を使わず自費治療の場合は10万円を超える場合も出てきます。
費用を重視するか、費用を度外視して性能を重視するかでまず話が変わってきます。

次に、見た目の問題です。
銀歯、金歯はとても目立ちます。
逆に、白色の素材の場合は周りの歯の色にあった自然な仕上がりになるでしょう。

「全部白が良い」のか、「目立っても良いから全部金にする」のか、「奥歯の目立たない部分だけ銀歯で、あとは白色にする」のかなど、選択肢はいろいろあります。
見た目を重視するか、性能を重視するかを選択する必要があります。

次に、機能性の問題です。
確かに硬い素材は頑丈ですが、詰め物は硬ければ硬いほど良いなどという単純なものではありません。
詰め物を選ぶときは、自分の歯の状態や、他の歯に与える影響を相談しながら素材を決めていく必要があります。

最後に、アレルギーの問題です。
金属アレルギーの方は当然金属の素材の詰め物を使用することができません。
また、現状まだ金属アレルギーの症状が出たことがなくても、新たに金属アレルギーの症状が見られることもあります。
金属アレルギーを発症すると、ネックレスや指輪などが着けられなくなる場合もありますので、慎重に見極める必要があります。

□まとめ

詰め物の種類やその特徴、メリット・デメリットについてお話ししました。
詰め物にはさまざまな種類があるので、医師の説明を聞きながら、納得したものを選ぶことが何より重要です。
高槻市、茨木市、摂津市、交野市、寝屋川市、枚方市周辺で詰め物のことでご相談がある方は、当院に一度お越しください。

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