歯を抜いた後はどうなる?歯を抜いた後の注意事項をご紹介します!

2022年12月23日

虫歯や矯正によって歯を抜いた後は、どのように過ごせば良いのか気になる方も多いのではないでしょうか。
歯を抜いた後は強い痛みを引き起こすドライソケットになりやすい傾向があります。
今回は、歯を抜いた後の穴はどのように治るのかや注意事項、ドライソケットについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□歯を抜いた後の穴はどのように治るのか

歯を抜いた後の歯茎は約1ヶ月で治り、穴は半年から1年程度で完全にふさがります。

歯を抜いた当日は、歯茎に血がたまることで血餅(けっぺい)と呼ばれる血の塊が形成されます。
これは、かさぶたのようなもので、傷が治るまで歯茎を保護する役割を果たします。
歯を抜いた後、体調が優れず、頻繁にうがいをしてしまうと血が固まりにくいため注意が必要です。

歯を抜いてから約3日から4日で、抜歯窩と呼ばれる歯茎の穴の周りからだんだんと上皮化が始まります。
上皮化とは、歯茎の再生のことを指します。
1度削った歯は元には戻りませんが、歯茎は日にちが経てば再生します。

そして、1週間程度で血餅が肉芽組織(にくげそしき)に変化します。
この組織は、血餅と比較すると抜歯窩に強く定着するため、血餅が取れて骨が取れるといったリスクは少なくなるでしょう。

3週間から1ヶ月程度で肉芽組織が結合組織に変化し骨が再生し始め、1ヶ月から1ヶ月半程経過すると完全に抜歯窩が歯茎に覆われます。
半年から1年程で歯茎や骨が出来上がり、歯茎の穴もふさがった状態になります。
レントゲンで確認しても抜歯窩は見えなくなり、完全に回復します。

□歯を抜いた後の注意事項とは

先程も解説しましたが、歯を抜いた後は血餅が傷を治癒するための重要な役割を果たしているため、血の塊が流れ出ないようにする必要があります。
ここでは、いくつかの注意事項について解説します。

*頻繁にうがいをしない

歯を抜くと、唾液の中にどうしても滲む程度の血が混ざってしまい気持ち悪いと感じてしまう方も多いでしょう。
実際の出血量は多くありませんが、吐き出す際には唾液と血が混ざった状態であるため、大量の出血があると思われる方も多く、うがいを頻繁にしたいという方もいらっしゃいます。

しかし、頻繁にぶくぶくとうがいをしてしまうと血の塊が流れ出てしまうため、出血した場合は清潔なガーゼを厚めに折り、強く噛んで圧迫止血を行うようにしましょう。
どうしても気持ち悪い場合は、口をすすがずに水を飲むか、水を軽く口に含み吐き出すといったように水圧をかけずに行うようにしましょう。

*ストローやゼリーなど何かを吸う動作をしない

歯を抜いた後の数日間は痛みで食事がとりづらい場合があります。
そのような場合に、気軽に栄養が取れるゼリー飲料は重宝しますが、飲み方には注意が必要です。
強く吸い込みすぎると、歯を抜いた穴の部分に力がかかってしまい治りが遅くなる可能性があります。

*舌や手で触れない

舌で傷口に何度も触れないようにしましょう。
また、汚れた手で傷口を触ってしまうと感染につながる恐れもあるため注意が必要です。

*飲酒や熱いお風呂、激しい運動は避ける

歯を抜いた当日は、特に飲酒や熱いお風呂、激しい運動には注意しましょう。
血液循環が良くなり、血が止まらない恐れがあります。

*タバコを吸わない

タバコは血管を収縮させ、傷の治癒を遅らせます。
また、歯茎だけでなく、全体的な健康にも良くないため注意しましょう。

歯を抜いた後は、以上の点に十分注意して過ごすように心がけましょう。
また、感染すると傷がなかなか治りにくくなってしまうため、お口の中は清潔に保つことが大切です。
抗生物質のような薬が処方された場合は、用法用量を守って飲みきるようにしましょう。

□ドライソケットとは

ドライソケットとは、「抜歯窩治癒不全」と呼ばれており、歯を抜いた後の穴の骨が露出し、上手く血餅が形成されずに骨に細菌が感染した状態です。
ドライソケットが起こる原因としては、うがいのし過ぎや骨の血流が悪いことにより抜歯した穴に血が溜まらない、免疫力の低下で骨の表面が感染するといったことが挙げられます。

ドライソケットになると、歯を抜いてからや3日から5日後に強い痛みが出て、10日から2週間程続きます。
そして、1週間から2週間かけて痛みが引くため、長ければ1ヶ月程度続くと覚えておきましょう。

ドライソケットになった場合に、自宅でできることとして以下のような方法があります。

・痛み止め、化膿止めを飲む
・歯を抜いた後の傷口を触らない
・歯を抜いた部分に食べかすが入らないようにする

□まとめ

この記事では、歯を抜いた後の穴はどのように治癒するのかや注意事項、ドライソケットについて解説しました。
ドライソケットにならないように紹介したいくつかの注意事項をしっかりと守りましょう。
高槻市、茨木市、摂津市、交野市、寝屋川市、枚方市周辺で歯のお悩みがある方は、ぜひ当院にご相談ください。

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