歯の黄ばみは生まれつき?原因と対処方法をご紹介します!

2022年2月2日

「歯が黄ばんでいるように感じるが、何が原因なのだろう」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、生まれつきの歯の黄ばみの原因と対処法をご紹介します。
気になる方はぜひ参考にしてください。

□生まれつき歯が黄ばんでいる原因とは?

まずは、生まれつき歯が黄ばんでいると感じている方に向けて、その原因を解説します。

1つ目が、エナメル質形成不全症です。
エナメル質形成不全症は、歯の表面のエナメル質が生まれつき脆い状態のことです。
歯が、黄色や茶色、クリーム色に変色しているという特徴があります。
これらの症状は、主に永久歯の前歯と6歳臼歯に見られます。
重度になると、歯の変色に加えて、歯の欠損や凹凸が生じる、象牙質の露出などの症状が見られるという場合もあります。

発症する原因としては、妊娠中の母親の疾患や服薬、早産などが考えられますが、どれも決定的な要因とは言えず、まだ解明されていません。

2つ目が、テトラサイクリン歯です。
これは、歯が顎の中で作られる出生直後から8歳くらいまでの間に、テトラサイクリン系の抗生物質を大量投与されたことで発症します。
歯が黄色や灰色に変色していたり、縞模様になっていたりするなどの症状があります。

テトラサイクリン系の抗生物質は、昭和40年代頃に風邪薬のシロップに使われていました。
しかし、歯が変色することが判明し、現在はほとんど使用されていません。

3つ目が、体質です。
日本人は、もともとの体質として歯のエナメル質が薄い傾向にあります。
エナメル質が薄いと、内部の暗い色が透けるので、歯が黄色っぽく見えてしまいます。

4つ目が、遺伝です。
歯の色は、歯の内側にある象牙質の組織で決定します。
この象牙質は、遺伝的な影響を受けやすいので、生まれつきの歯の色も影響を受けます。

これらが主な歯の黄ばみの原因です。
生まれつきの原因の他にも、服用した薬による影響が出ている可能性があるので、該当する方はぜひ一度確認してみてくださいね。

□歯の黄ばみを解消するための方法とは

歯の黄ばみを解消するための対処法をご紹介します。

1つ目が、歯医者でクリーニングを受けることです。
歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を用いて歯の汚れを落としてくれるクリーニングのことは、PFTCと呼びます。
これは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングのことで、着色汚れや歯垢が取れるので、歯の本来の色を取り戻せます。
この方法は、虫歯や歯周病を予防するのにも効果的です。

2つ目は、ホワイトニングを受けることです。
これは、特に加齢よる歯の黄ばみに悩んでいる方におすすめです。
歯医者で受けるもの以外にも、マウスピースや薬剤を購入して、自宅で行うホームホワイトニングもあります。

3つ目が、セラミックによる治療を受けることです。
これは、薬や怪我の影響で歯が内部から黄ばんでいる方におすすめの方法です。
セラミックは、自然な歯の白さを持った素材なので、歯全体を覆ったり、歯の表面を削って薄く貼り付けたりして歯の黄ばみを解消します。

このように、歯の黄ばみは適切な処理を行うことで、きれいに落とせる可能性があります。
今回紹介した3つの方法を元に、歯医者さんと相談しながらご自身に合った方法で対処するようにしましょう。

□黄ばみを悪化させないためにできること

最後に、歯の黄ばみを悪化させないためにできることをご紹介します。

1つ目が、定期的な表面のクリーニングです。
自分でケアをしているだけでは、磨き残してしまいます。
さらに、着色の状態が長く続くと、エナメル質に色が浸透してしまいます。
定期的には、表面のクリーニングを受けましょう。

2つ目が、エナメル質のすり減りを減らすことです。
エナメル質がすり減ると、下の象牙質の色が表面に見えてきてしまいます。
それが原因で歯が黄色く見えてしまうので、すり減らないように虫歯や歯周病の治療を行いましょう。

また、歯磨きの際に研磨剤が入った歯磨き粉をつけすぎると、すり減ってしまいます。
正しい歯磨きの方法で磨けるように、歯科医院でブラッシングを受けましょう。

3つ目が、エナメル質の再石灰化を心がけましょう。
フッ素は、歯の再石灰化を促進させるので、歯の表面にある酸に溶けにくい丈夫な歯質に修復します。
歯磨き粉などに含まれているので、日頃から利用しておくと良いでしょう。

このように、現在歯が黄ばんでいる方も、その症状をさらに悪化させない方法もあるので、ぜひ日常に取り入れてみてください。
歯の黄ばみが気になる場合には、生まれつきのものか、またホワイトニングの効果が期待できるか、などを事前に判断し、適切な治療を行う事が大切です。

□まとめ

この記事では、生まれつきの歯の黄ばみの原因と対処法をご紹介しました。
生まれつきとはいえ、歯の黄ばみが悪化しないための対策をしておくことが大切です。
高槻市、茨木市、摂津市、交野市、寝屋川市、枚方市周辺で歯科をお探しの方や、歯の色でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

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