高槻市中心に行っている在宅診療できる訪問歯科・出張歯医者

2022年2月4日

皆さん、こんにちは⛄️
まだまだ寒い日が続いていますね❄️

本日は、口腔乾燥症（ドライマウス）についてのお話を詳しくさせていただきたいと思います。

口腔乾燥症とは、唾液の分泌が低下して、口が乾いた状態をさします。

原因は様々あり、疾患によるもの、薬の副作用によるもの、脱水、口呼吸、ストレスによるものなどがあります。

ではなぜ、唾液の分泌が低下するとよくないのでしょうか？？

唾液には私たちが生活する上で欠かせない働きをたくさんしてくれています✨

主な働きとして
①消化作用
食べ物を消化するはたらき

②粘膜の保護作用
お口の中に傷ができないようにするはたらき

③洗浄作用
お口の中を洗いきれいにするはたらき

④殺菌・抗菌作用
細菌が入ってくるのを防ぐはたらき

⑤緩衝作用
お口の中を中和してくれるはたらき

⑥再石火化作用
虫歯を防ぐはたらき

⑦排出作用
異物などを体から排除しようとするはたらき
です。

では唾液を分泌させるにはどうすればいいのでしょうか？？

①水分をこまめにとる
高齢者の方の１日の水分摂取量は、約2500mlと言われており、食べ物からも水分は摂る事ができる為、飲み物からは大体1000ml〜1500mlを理想としています。

②食事の時によく噛む

③舌を動かす
舌を前後左右に動かしたり、グルグルと回したりして体操を行ったり、お話して舌を動かすのも効果があります。

④唾液腺マッサージを行う

※このように、唾液を分泌させることで、口腔乾燥症を緩和させるだけでなく、たくさん身体にとって良い事があります。
皆さん、普段の生活の中で意識してみてください🦷